グラディエーターみましたなう。

・グラディエーター感想 ネタバレあり反転表示

 

主人公であるマキシマス将軍が地位と家族を奪われ奴隷に身を窶すところからお話はスタートします。

これを仕組んだのがボンボンのローマ皇帝で、皇帝に復習を誓ったマキシマスがグラディエーター(剣闘士)として闘技場で戦いながら名をあげ皇帝に迫ってゆくというストーリーです。

べたべたなストーリーですが、それに加えて話を分厚くしている要素として、主人公マキシマスと対比するキャラクタとして皇帝が配置されています。

皇帝は先代皇帝とは違いあまり有能ではありません。

しかし野心は人一倍あり、他者から讃えられたく、自分に批判的な者を許さない人です。

マキシマスは地位を失いながらも、グラディエーターとして大人気であり、皇帝の妹、甥っ子、反皇帝派、元部下、前皇帝、グラディエーター仲間達、などとマキシマスを慕う人間は山のように居ます。

それに対して皇帝は恐怖政治を強いてはいるものの、人望はなく周囲の人間から白い目で見られ、疑心暗鬼で人気者のマキシマスが憎くて仕方が無い。

マキシマスと違い地位はあるものの人望がなく。

マキシマスは地位も家族もないが人望がある。

と、皇帝は一見ラスボスですが、主人公との対立的立場にいたのが印象的でした。

 

 

 

かぼちゃ