物語とれーにん
最近物語作りのトレーニングをしています。
物語の体操より引用です。
24枚の紙に以下の文字を書きこみます。
意思 清楚 理性 秩序 知恵
制約 善良 節度 至誠 生命
寛容 解放 調和 創造 信頼
公式 変化 結合 厳格 勇気
幸運 庇護 治癒 慈愛
それをシャッフルして以下の配置に並べます。
現在 生命
過去 厳格
未来 結合
援助者 寛容(逆さま
敵対者 変化
結果・目的 理性
※紙が逆さまになっている時は、その意味を逆にします。
これは、
主人公は以前 ≪厳格≫で今は、≪生命≫の状態にあり、
近い未来に≪結合≫の状態になり
最終的に≪理性≫へと到達する。
その間に敵対者として≪変化≫ 援助者として≪寛容(逆さま)≫が関わってくる。
これを、制限時間10分。
で実行してみると。
王子として厳しく育てられた主人公≪厳格≫
あらゆる生き物の心を感じとれる能力≪生命≫を持っていた。
クーデターを企てる大臣≪変化≫の声を聞き、阻止しようとするも石に括りつけられ湖に捨てられる。≪結合≫
大臣に親を殺された娘に助けられ、能力の事を知られる。命を助けた代償として復讐の手伝いを持ちかけられる。≪寛容(逆)≫
娘とともに大臣を撃破。娘は大臣を殺そうとするが主人公は娘が復讐を望んでいないことを指摘し、その手を止め≪理性≫大臣を牢へぶち込んだ。
拙いし色々強引だけど、これでいっこプロットができたわけです。
ちゃんとした例題や、おもしろい蘊蓄もあるので、気になった方は物語の体操を一度読んでみるのも良いと思います。
読み物としても十分楽しめます。
物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン (朝日文庫)
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かぼちゃ